なつかしや

新橋は烏森神社の近くに「なつかしや」と言うバーがある。近所のメディア屋さんやサラリーマンが通う歌謡バーであるのだが、そこに昨日は課長2人に紹介してくれと言う事で行くことになった。
夜に人事が決まると言うがまさにその通りで、隣の部から主任を入れて人員を増強するとのこと。これで仕事が減れば良いのだが、最初のうちはそうも行かないなろうな、など。まぁおまえは暫くしたら課長だ課長、などと労われる。それはお世辞も多分に含まれてるのだが今の課の業務量だと余り両手を挙げて喜びづらい。正にそれをやっている課長も、助けてくれよ、と言うトーンになっている。そうだろうなぁ。そうすねーー、と受け流しながら満更でも無さそうな顔で応える。僕も34歳にもなるとサラリーマンに慣れてきたなぁと思う。
店内には「君は1,000パーセント」が流れていた。
その場にいなかった部長に、帰り際にメール。みんなで部長を支えていきましょうとなりました。改めて宜しくお願いします、と。全くもって酔ってたために送ってしまったそのメールに、すぐ、嬉しいですと返事があった。このレスの早さは流石だなぁと思う。
酔っ払って帰っていたら三河島付近まで行っており、全く家と違っていてビックリした。そんな駅あんのか。くらいに。未だにどこらへんなのかよく分からない。重い頭を引きづって帰ってから、着ていたコートとウォッシャブルスーツを洗濯機に入れてぐったりしたら朝だった。
今日は朝一から代理で客の謝罪。溜息が白い。それでもお日様は空から見守っていた。今日も頑張ろう。