先輩に丸投げ

昔は「30歳くらいになったら部下も指導できるような立派な先輩になって…」などと考えていたが、折からの失われた20年のせいでそもそも先輩後輩どころか同期入社も少なく、ずっと奴隷みたいな位置づけで気付けば30代も後半戦に入ろうとしており、役職は係長であるが寧ろ担当社員の方が係長より少なくいやなにこのカーストまるで日本の人口構造そのものとか思ってたらいい役職ガメてた団塊が辞めていき結局辛い仕事が就職氷河期すっとばして少数派の僕らで処理することになりしかもコンプラ的な割りを食いながら生活をしている。まぁしかしザ・ジャパン企業はどこもこんなもんなのであろう。人不足と言うより人材不足な感もあるが。

山手線に乗ってると「人がいません」と言う不平を言い合うサラリーマンの会話が聞こえる。ソリューションソリューションとなんだか実態が見えない言葉が飛び交い始めた頃から、中身のない提案に値段がつき、人が奪われ、顧客とのギャップに苦しんで倒れて行く優秀な人たちを何度も見てきた。大体が少し上の世代である。彼らは何のために中高大と投資し、会社に入ってきたのだろうか。生命保険金になるためではない筈である。

また取り留めのない事を書いてしまった。取り敢えず仕事は他の人に振ってきたのでいつもより早く帰っている。但し、世の中が寒いのは変わりないいつもの風景である。